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ヒトの胃液から発見された
」と「」に働く
乳酸菌LJ88

  • 日本、米国及び韓国で特許取得
  • 特許第4457364号
    特許第5075254号
    US 9243300 B2
    KR101061143
    KR101451188

乳酸菌LJ88ラボ提供

メディア掲載
  • 健康産業新聞
  • 食品と開発
など多数掲載

新発見の乳酸菌

健康のためにヨーグルトや乳酸菌飲料などで乳酸菌を摂る、という方は多いのではないでしょうか。ご存知の通り、乳酸菌は我々の健康な生 活を助けてくれるパートナーです。しかし、ひとくくりで乳酸菌と言っても、いろいろな種類があります。腸の働きを助ける乳酸菌は有名です が、今回はあらたに発見された、胃にも効果的な「乳酸菌LJ88(ラクトバチルス・ジョンソニィNo.1088)」について、その素晴ら しい効果をご紹介していきたいと思います。

1.胃痛、胸やけ、胃もたれの原因となる胃酸の過剰な分泌を抑えます
食べ過ぎやストレスで「胃痛」「胸やけ」「胃もたれ」などを起こした経験はありませんか? それは胃酸の量がうまくコントロールできていないサインかもしれません。
多すぎても少なすぎても困るのが胃酸。この胃酸の量のコントロールには、「ガストリン」という胃酸の分泌を促すホルモンが大きく関係 していますが、乳酸菌LJ88は、ガストリンを作る細胞に働きかけることで、過剰な胃酸の分泌を防止してくれます。もちろん、必要以上に 胃酸分泌を低下させることはありません。
ものづくりの挑人たち、からのキャプチャー(ものづくりの挑人たち、からのキャプチャー)
SPFマウス(正常胃酸状態)無菌マウス(胃酸過多状態)


(文献7: 食品と開発 51 (9), 71-73, 2016)
2.ピロリ菌と戦う乳酸菌LJ88
最近TVなどで多く取り上げられている「ピロリ菌」は胃がんを発症する原因の1つと認められていて、胃痛、胃もたれなど様々な胃のトラブルも引きおこします。このピロリ菌 の働きを弱めてくれるのもLJ88乳酸菌です。 乳酸菌LJ88とピロリ菌を同居させた実験では、ピロリ菌の増え方がおさえられることが明らかになりました。
LJ88殺菌体によるピロリ菌数の減少LJ88殺菌体とピロリ菌混合24時間後の電顕像


(文献3: New Food Industry 59 (7), 1-8, 2017)(文献4: FEMS Microbiol Lett 364 (11), fnx102)
また、マウスを用いた動物実験でも、胃の中のピロリ菌の 数が減少することが分かりました。
乳酸菌LJ88生菌の抗ピロリ作用(動物実験)
(文献10: MicrobiologyOpen 4, 465-474, 2015)

乳酸菌LJ88がみつかるまで

乳酸菌LJ88研究秘話

胃にも乳酸菌は居たのです

体に良い効果をもたらす生きた微生物「プロバイオティクス」は 「腸内環境を改善する」と言われてきました。その代表的なものに乳酸菌がありますが、胃の中は胃酸により強い酸性になっているため、 その酸により死滅する乳酸菌がほとんどです。そこで、我々は「胃で死滅せずに腸に届く、酸に強い乳酸菌」を見つけようと考えました。 それでは、どこからそのような乳酸菌を見つけたら良いのでしょうか?思い切って胃の中から探しだしたらどうだろうか?そのような発想 の下、健康な人の胃液に存在する乳酸菌に着目し、見つけ出したのが「乳酸菌LJ88」です。

胃の乳酸菌の里帰り

しかし、我々はさらに考えました「乳酸菌LJ88は腸まで届き、腸で良い作用をす るだけだろうか」。そこで、肝臓の調子が悪いときはレバーを、脳の調子が悪いときは姿かたちが似ているクルミを食べるというような薬 膳の考え方「似類補類(にるいほるい)」に習い、「胃から見つかった乳酸菌LJ88に、胃に対する効果的な作用はないのか?」と調べ てみた結果、胃に対する嬉しい作用が見つかったのです。つまり、胃から見つかった乳酸菌LJ88を胃に里帰りさせると恩返ししてくれ る、というわけなのです。

人の胃から発見されたユニークな乳酸菌です

死んでも、生きてても効果あり?

乳酸菌は生きていないと効果がない?死んでいても効果がある? 様々な話がありますが、種類や狙っている効能によって異なるというのが正解です。今回の乳酸菌LJ88もはじめは胃酸でも死なない乳酸菌とし て、生きた乳酸菌で効果を調べていたのですが、実験途中で、死んでいる、殺菌されているものでも様々な効果を発揮することがわかりました。
具体的には殺菌をした乳酸菌でも次の3つの作用は 保たれることが 最近の研究でわかりました。
  1. 1.過剰な胃酸分泌を抑える作用
  2. 2.ピロリ菌を抑える作用
  3. 3.腸の善玉菌を増やす作用

乳酸菌ですから、もちろん腸にも効果あり

乳酸菌LJ88にももちろん、腸内環境の改善効果があります。 人の腸内細菌叢を移植したマウスに、乳酸菌LJ88を与えると、ビフィズス菌の数が増えることがわかりました。ビフィズス菌は腸内環境を整え る代表的な善玉菌ですので、結果的に乳酸菌LJ88が腸内環境を整えることに繋がるのです。
LJ88(殺菌体)LJ88(殺菌体)


(文献8: Prebiotics and Probiotics in Human Nutrition and Health, Rao V and Rao LG eds., InTech, Rijeka, Croatia, p.363-381. (ISBN: 978-953-51-4715-2,2016))

最新の研究では、Clostridium scindensを定着させたマウスに高脂肪食を与えることで惹起される大腸炎が、乳酸菌LJ88を併せて定着させることにより顕著に抑制されることもわかりました。

(文献2:腸内細菌の応用と市場, シーエムシー出版, p.36-47, 2018)

各菌種に対する作用には特異性があります

乳酸菌LJ88が抗ピロリ菌作用を示すことはすでに述べ ましたが、特に乳酸菌LJ88殺菌体には菌種に対する特異性があることが分かりました。大腸菌、腸炎菌、ウェルシュ菌の増殖には大き な影響を及ぼしませんでしたが、ビフィズス菌の増殖は促進することがin vitroの検討で確認されています。従って、乳酸菌LJ88殺菌体の抗ピロリ菌作用はかなり特異的なものであることが分かりました。

(大腸菌の増殖に及ぼす乳酸菌 LJ88殺菌体の作用)

(文献1: 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発, 技術情報協会, p.411-420, 2018)
(ビフィズス菌の増殖に及ぼす乳酸菌LJ88殺菌体の作用)

(文献1: 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発, 技術情報協会, p.411-420, 2018)

ヒトでの効果も確認されています

乳酸菌LJ88が胃症状を改善する効果は、ヒトボラン ティア を用 いた臨床試験でも確認されています。一日当たり10億個、または100億個の乳酸菌LJ88殺菌体を6週間にわたり毎日摂取することで、有意 な胃食道逆流症関連症状の改善が見られ、胃症状の悪化なく改善した7名では、血中のガストリン濃度の有意な減少も確認されました。
FSSG総合計点数悪化無く胃症状が改善した7名の血中ガストリンの濃度の変化


(文献6: Am J Food Sci Health 2, 176-185, 2016) (文献5: 食品と開発 52 (4), 65-67, 2017)

パンやご飯にいれて調理しても大丈夫

乳酸菌LJ88は熱にも強い乳酸菌です。パンやご飯を調 理す る前 に乳酸菌LJ88を加え、100度の温度で30~40分程度調理してみると、調理後も乳酸菌LJ88の形は保たれていることがわかりました。
そのため、粉状の乳酸菌を飲むのは大変という方も食事や飲み物にまぜて使うなど、飲みやすい状態で摂取することができます。無味のた め食 事の 味を邪魔しません。
熱を加えても、死滅していても効果を発揮するため、様々な食品と一緒に取り入れることが可能な、応用性の広い乳酸菌といえ ます。

よくあるご質問

Q.乳酸菌LJ88とはどんな乳酸菌なのですか?
乳酸菌LJ88(学名: Lactobacillus johnsonii No.1088)は健康な人 の胃 から 分離された乳酸菌で、胃酸を抑える効果があることが大学との共同研究で明らかになりました。
Q.健常人が摂取しても大丈夫ですか?
健常人の胃から分離された乳酸菌なので大丈夫です。安全性・有効性を確認するための臨床試験が実施されています。
Q.ガストリンとはなんですか?
胃酸を分泌する生理作用のあるホルモンです。食物が胃壁を刺激するとガストリン産生細胞から分泌され、胃酸の分泌が促進され ま す。
Q.乳酸菌LJ88を摂取後、ガストリン産生細胞数変化から言えることはなんです か?
胃酸過多状態の無菌マウスに乳酸菌LJ88を投与すると、胃内のガストリン産生細胞数が減少します。その結果、胃酸分泌が低 下し ま す。
Q.乳酸菌LJ88の腸に対する効果はどうですか?
乳酸菌LJ88を投与すると、生菌のみならず、殺菌体でも、ビフィズス菌などの腸内善玉菌が増えることが動物を用いた実験 データ で明 らかになっております。
Q.乳酸菌LJ88は胃液から分離したとのことですがどなたのものですか?
健康な日本人成人の男性です。
Q.乳酸菌LJ88の安全性についてはどうですか?
Lactobacillus johnsonii は長年プロバイオティク スとして使用されている菌種であり、安全性は問題ないと考えます。乳酸菌LJ88については、単回投与毒性試験、変異原性試験を行っています。
Q.乳酸菌LJ88に期待できる効果はなんですか?
以下のような効果が期待できます。
  • 便秘や軟便などでお悩みの場合、腸内環境を改善する効果が期待できます。
  • 胃酸過多・胸やけでお悩みの方の養生に適しています。
  • 胃炎・逆流性食道炎の再発防止に適しています
  • ピロリ菌除菌療法の補助に適しています。
Q.ピロリ菌に対してはどうでしょうか?
ピロリ菌感染は胃ガンや胃潰瘍を引き起こす原因として知られています。乳酸菌LJ88は試験管内でも経口投与(動物実験)で もピ ロリ 菌にダメージを与えることがわかっています。
Q.継続摂取の安全性はどうですか?
継続摂取していただいたほうが良い結果が期待できます。健常人対象に行った臨床試験では健常人が6週間摂取しても特別な有害 事象 等は 発生しておりません。但し、乳酸菌にアレルギーのある方もいらっしゃいますので、そのような方は注意が必要です。
Q.乳酸菌LJ88は高齢者が摂取して有用な効果はありますか?
乳酸菌LJ88は腸にも有効です。乳酸菌LJ88は自らがエサとなり、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を改善する効果が期待 でき ま す。高齢者の方の腸内環境は悪化傾向にあるため、乳酸菌LJ88を継続的にお召し上がりいただくことはとても有用なのです。

<文献リスト>

  • 小松靖彦(2018)第11章 第5節 胃食道逆流症関連症状を改善する作用のある乳酸菌LJ88の開発 in 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発, 技術情報協会, p.411-420.
  • 小松靖彦(2018)第4章 乳酸菌LJ88の胃酸抑制と整腸作用. In 腸内細菌の応用と市場, シーエムシー出版, p.36-47.
  • 小松靖彦(2017)乳酸菌LJ88 (Lactobacillus johnsonii No.1088): 胃と 腸のための乳酸菌. New Food Industry 59 (7), 1-8.
  • Aiba Y, Ishikawa H, Tokunaga M, Komatsu Y. (2017) Anti-Helicobacter pylori activity of non-living, heat-killed form of lactobacilli including Lactobacillus johnsonii No.1088. FEMS Microbiol Lett 364(11), fnx102.
  • 小松靖彦(2017)乳酸菌LJ88殺菌体による胃食道逆流症関連症状の緩和:予備的臨床試験. 食品と開発 52 (4), 65-67.
  • Komatsu Y, Sasaki T, Ohishi M. (2016) Effect of Heat-Killed Lactobacillus johnsonii No. 1088 on Gastroesophageal Reflux Disease-Related Symptoms: A Pilot Clinical Study. Am J Food Sci Health 2, 176-185.
  • 小松靖彦(2016)胃のためのプロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックス. 食品と開発 51 (9), 71-73.
  • Komatsu Y, Aiba Y, Nakano Y, Koga Y. (2016) Probiotics, Prebiotics, and Biogenics for the Stomach. In: Prebiotics and Probiotics in Human Nutrition and Health, Rao V and Rao LG eds., InTech, Rijeka, Croatia, p.363-381. (ISBN: 978-953-51-2476-4)
  • 小松靖彦(2015) 新規乳酸菌 Lactobacillus jonsonii No.1088: 耐酸性、抗菌活性、抗ガストリン活性、 プロバイオティクスシンポジウム ’15(三井プラザホール、東京).
  • Aiba Y, Nakano Y, Koga Y, Takahashi K, Komatsu Y. (2015) A highly acid resistant novel strain of Lactobacillus johnsonii No.1088 has anti-bacterial activity, including that against Helcobacter pylori , and inhibits gastrin-mediated acid production in mice. MicrobiologyOpen 4, 465-474.
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